ドラム缶工業会

ドラム缶用語集 五十音

用語 解説
マーキング
Marking
容器表面に各種表示をすること。 吹き付けマークやシルクマークがある。
巻締め
Seaming
ドラムは胴体と天板および地板の3つの部分で構成されているが、胴体と天板および地板を接合し取り付ける方法を巻き締め(SEAMING)という。 巻き締めにはダブルシーム(DOUBLE SEAM)とトリプルシーム(TRIPLE SEAM)の2つの方法がある。 この巻き締め部分をチャイムと称する。
膜厚計
Thicknessmeter
金属・非金属の表面に施された皮膜(塗膜等)の厚さを計測する機器。電磁式、渦電流式、超音波式などがある。
巻締め用充てん剤
Filler for seaming
「充てん剤」と同義語でシーリングコンパウンド(SEALING COMPOUND)のこと。 このシーリングコンパウンドは合成ゴム、強化剤、アンモニア水などを主成分とした水溶性のもので、巻締部に注入、充填することによりシーリング効果を発揮するよう設計されている。

用語 解説
付着性(密着性)
Adhesive property or Adhesiveness or Adhesive strength
ドラムの塗装は内・外面をとわず、衝撃、摩擦、など外部からの動的刺激が加わることが非常に大きく、かつ、野外に放置されることが多いため特に錆の心配があるので、十分塗膜で鋼材を保護し、はく離を起こさないような状態に保たなければならない。 そのため一般には、衝撃試験、引っかき試験、基盤試験を行ない、塗膜が下地面(鋼材)に付着して離れにくい性能を保持させるようにしている。

用語 解説
目視
Visual inspection
製品の外観上の欠陥を見付けるための手段。 器具等を使用せず、試料を人間の目で見て判断すること。